難民支援

国際情勢に関連した支援

 UNHCRとは、1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、水や食料・毛布などの物資の配布や、難民キャンプなどの避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で援助活動に尽力しています。この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う日本の公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。

国連UNHCR協会


ウクライナ支援
 ウクライナで軍事行動開始に伴いUNHCRはウクライナやポーランド、ハンガリー、ルーマニア、モルドバ等の近隣諸国の当局、その他のパートナー団体と協力して支援を拡大し、毛布や寝袋等、避難を強いられる人々が必要とする支援を届け、逃れて来た難民が性的搾取や人身売買に遭わないよう、リスクを的確に把握し、国境地域等でモニタリングを続けるのみならず、ライフラインを守るための現金給付、子ども・女性の保護等を実施しています。
 こちらへの寄付は、上記のようなウクライナ及びヨーロッパ地域での救援活動に充当されます。


ミャンマー支援
 日本でも報道されているように、2021年2月以降、ミャンマーでの混乱が激しさを増し、ミャンマー全土での市民に対する無差別な暴力、国境地域でのミャンマー軍と少数民族武装勢力の争いが再度ぼっ発しています。
 UNHCRの緊急援助チームはパートナー団体、地元コミュニティと連携して、命を守る援助を提供するため、家を追われた人々を保護するため、現地で以下のような緊急援助活動を実施しています。

  • 避難を強いられる人々への保護体制の強化、インタビューの実施
  • 蚊帳、石けん、寝袋といった緊急援助物資の提供
  • テント、防水ビニールシート、竹製のポールといった生活に必要なシェルター用品の提供
  • 現状と緊急のニーズを把握するための、避難民や受入コミュニティとのコミュニケーション
  • インド、タイといった隣国における難民への人道支援の手配
こちらへの寄付は、上記のような救援活動に充当されます。